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前回の記事【韓国人との結婚手続き②】日本で婚姻届けを出す方法では、韓国で先に婚姻届けを提出しました。
未読の場合はまずこちらからチェックしてくださいね。
こちらは、韓国で先に婚姻届けを出す方法を書いています。
国際結婚の場合、日本人同士の結婚と違って両国で婚姻届けを出さなければなりません。
今回は、日本の市役所に「婚姻成立の報告手続き」をする手順を説明します。
やり方は日本人同士が結婚する時と同じように婚姻届けを市区町村に提出します。
日本人と韓国人が婚姻届けを出す為に必要な書類
こちらの表は日本人と韓国人の両方の必要な書類をまとめています。
日本人 | 韓国人 | |
① | 身分証明書(運転免許証など) | 婚姻関係証明書+日本語訳文 |
② | 印鑑 | 家族関係証明書+日本語訳文 |
➂ | 婚姻届け |
日本人の必要書類詳細
- 身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
- 婚姻届け(家で事前にダウンロード可能です)
婚姻届けは必ずA3サイズにプリント!(A4サイズは不可です)
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韓国人の必要書類
韓国人が準備する書類について説明していきます。
婚姻関係証明書+日本語訳文
必ず配偶者名が記載されているものを準備します。
韓国で先に結婚しているので、婚姻届けを出した後に貰う書類に配偶者名(日本人の名前)が記載されているか確認しましょう。
*韓国に二人とも滞在している場合
婚姻関係証明書は韓国にある日本大使館でも入手可能ですが、必ず二人揃って行く必要があります。
家族関係証明書+日本語訳文
韓国語で書いてある書類は全て、日本語に翻訳します。
どこまで翻訳するかと言うと、韓国の市区町村で押された印鑑部分までも訳す必要があります。
これは実際に、私が市区町村に問い合わせた時にそう教わりました。
誰が翻訳したか、何年何月何日、連絡先、サインを小さく書きます。
日本は公的な書類は市役所などに直接行かなければ手に入りませんが、
韓国は自宅でもプリントできちゃいます。
ですが、日本ははんこ文化で ”はんこを重視しそうだ” と思ったパートナーは
わざわざはんこを押して貰いに市役所で書類をとったそうです。
(はんこを押す書類のみ)
準備したけれど、不要だったものもあります。
- 韓国人のパスポートのコピー
- 韓国人の印鑑
- 韓国人の基本証明書+日本語訳文
こちら3点は、念のために準備したのですが
私の住んでいる市区町村では、実際には使うことはありませんでした。
婚姻届けの書き方参考
婚姻届けのお写真はお見せできないのですが、表を作ってみたので
こちらで少しでも参考にしてもらえたらと思います。
〇〇長殿 | 備考 | |
氏名 | ふりがな 漢字氏名 | ひらがな、カタカナどちらでも 韓国人も漢字名があれば漢字で記入 |
生年月日 | 2名とも西暦で統一して記入 | 外国人は西暦と言われたので、二人とも統一しました |
住所 | 韓国の住所を漢字で記入 | 日本人も同様に記入 |
本籍 | 韓国 | 日本の本籍地 |
父母の氏名 | 漢字で記入 | |
新しい本籍地 | 新本籍を記入 | 新しく本籍地を決めて作ります |
同居を始めたとき | 記入する | あれば書きます |
初婚・再婚の別 | チェックする | 同様にチェック |
届出人 | 記入しない・押印もしない | 日本人のみ記入 |
右側ページ | 証人必要なし |
表のの中の部分で特に気を付けたい部分は青マーカーを引きました。
下記でご確認下さい。
<氏名>韓国人の名前
韓国人の名前は漢字で記入します。
漢字の種類は、韓国式の漢字と日本式の漢字があります。
韓国で入手できる書類の漢字の方に合わせて厳密に書きます。
出す書類と必ず一致させなければいけません。
微妙に似てるようで違う漢字も、市区町村の方は虫眼鏡を使ってチェックされます。
<住所>韓国の住所を漢字で記入
韓国の住所地は一般的にはハングルで、韓国の方も漢字でどう書くのかわかりません。
そのため、住所を漢字でどう書くかはネイバー(naver)で検索します。
『ネイバー漢字住所』と、ハングルで検索すると出て来ます。
<新しい本籍地>本籍地を記入
結婚すると、今まで入っていた本籍地から抜けて
新しい本籍地を作ってそこに入ります。
<同居を始めたとき>
既に一緒に同棲をしていたり、一緒に住み始めている場合は
いつから始めたかを記入します。
<初婚・再婚の別>
初婚なのか、再婚なのかチェックをします。
<届出人>
ここは勘違いしやすいかもしれません。
その場にいない韓国人の部分は未記入でお願いしますと言われたので、
日本人の部分だけ記入しました。
逆に、書くとよくないそうです。
記入も、押印もしませんでした。
<証人>記入欄
右側の部分にある証人の欄は記入しません。
何故なら、こちらは韓国で既に結婚の届け出を出しているからです。
韓国では証人欄は必要でした。
日本で後から”韓国で結婚したよ”ということを報告するだけなので、
証人記入は必要ありません。
国際結婚の婚姻届けの書き方(日本で先に結婚)というサイトを部分的に参考にさせて貰いました。
あらかじめ見ておくことで、どんな感じで書くかイメージがつきました。
窓口で書くのに時間をかけたくなかったため(コロナもあったので長時間滞在したくない)
事前にわかる部分は書いていき、わからない部分はその場で聞きながら書きました。
自信がなければ、婚姻届けをその場で全部聞きながら書いても構わないと思います。
婚姻届けも1枚だと書き間違えるので、練習も兼ねて複数枚プリントしました。
EMSにかかった日数はどれぐらいか

書類はEMSを利用して郵送しました。
この時はコロナの為に通常よりは時間がかかると言われました。
コロナ流行時は、飛行機の飛んでる数が少なくなるので通常より荷物の配達が遅れます。
どの時期に送るかによっても、かかる日数が変わってきますが
今回、私が実際にかかった日数を参考に書いておきます。
コロナ禍で郵便を送るのは、通常時とは異なります。
その為、郵便局の職員さんも日数を多めに見積もって言う傾向があるようです。
少し時期がずれただけで、早かったり遅かったり
また飛行機にいつ荷物がのるかのタイミングもあるのでハッキリした日数は言えません。
婚姻届け提出後から、関連書類が出るまでにかかった時間
韓国から送られてきた配偶者の書類と日本人の書類を合わせて市役所で提出後
新しい戸籍謄本が入手できます。
通常は1週間~10日ほどかかりますが、今回は3日ぐらいで入手できました。
例えば、担当の方にもよりますが急いでる場合などは少し融通をきかせて
早めに作ってくれるかもしれません。
配偶者ビザの申請では、日本人の戸籍謄本は不要でした。
こちらは管轄の大使館によって、確認することをすすめます。
本籍地が変わったので、『運転免許の本籍地を変更』の手続きもしておくと良いです。
必要なものは、新しい本籍地の載った住民票を持って近くの警察署で運転免許の本籍地が変更できます。
STEP2が完了しました。
休まないで、さぁ次は一番手間のかかる結婚移民ビザ(F6)ビザの申請をするために準備をしましょう。

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