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この記事は頑張って書いたので、ボリュームたっぷりの内容になっています。
興味がある方は、是非お時間がある時にゆっくりご覧下さい。
子育てに奮闘中のあなた。
毎日の育児、お疲れ様です。
子どもが生まれてから、寝不足続いてませんか?
子どもが寝てくれてやっと、自分も寝れたり他のことができたりしますよね。
今回は、今、話題の『ねんトレ』を紹介しようと思います。
ねんトレとは、そのまんまの「ねんねトレーニング」を短くした言い方で、
子どもに自分で寝れる力をつけさせる為に練習することを言います。
元々は欧米から来てるやり方のようで、『ねんトレ』と検索すると沢山の情報が出て来ます。
泣かせるねんトレ、泣かせないねんとれ、ゆるいねんトレ等色々あります。
私もねんトレをしました。そこでなんと・・・
夕方6時から夜の12時までぶっ続けで、6時間寝るようになりました。(当時、生後3か月か4か月ほど)
私は赤ちゃんのうちに、眠る習慣を身につけさせるねんトレをして良かったと思っています。
たぶん、友達や知人と比べたら子どもの寝かしつけにそこまで悩んでない方だと思うのも、ねんトレしたからこそ。
今回はその方法を、寝かしつけに悩む皆さんに紹介したいと思います。
ねんトレと検索すると色々な情報が出て来ますが、今回はあくまで一般人が試した結果として参考程度にご覧下さい。
- 夕方から、赤ちゃんがスッと寝てくれるので、寝かしつけが楽になる
- 寝かしつけに時間をさかないので、その間に家事をしたりお風呂に入ったり、ゆっくり夕食が食べられる
- 自分時間がとれて、心に余裕ができる。
- 抱っこや、ユラユラして寝かしつけないので、体の負担が減る
- 寝かしつけの時のイライラする回数が減る
ねんトレビフォー、アフター
まず、ねんトレ前とねんトレ後のビフォーアフターはこちらをご覧ください。
*これは実践したからと言って、必ずこうなる!全ての人に当てはまるわけではありません。
今回の記事では、ねんトレについて詳しく書いていくのでどうしようかな~、できそうかなぁやめようかなぁと迷い中の方。
やるかどうかの判断材料の一つとして見てみて下さい。
ねんトレを実践するのに至った経緯
新生児を家に連れて帰ってから、寝不足の日々・・
2,3時間置きの授乳。一度の授乳には軽く40分ほどかかり、おむつ替え、寝かせる、哺乳瓶の消毒など
やることが盛沢山にも関わらずなかなか休む暇もなし。
赤ちゃんを夕方から寝かせようとしても、なかなか寝てくれずうまくいかない・・

これが、このまま続くんだろうか・・
毎回寝かしつけにこんなに苦労するのか?
当時、新生児の時期で赤ちゃんも生活リズムがつかめておらず、私も新米ママ。
夕方6時から寝かしつけようとして、7時、8時、9時と時計の針はどんどん回っていくのに、なかなか寝てくれず「早く夫帰ってこないかな」と、何度も思ったものです。
抱っこして、寝た!
ベッドにそっと置くと、背中スイッチが作動して、起きて泣く。
そして再び、抱っこに戻る
エンドレスじゃね?これ。
なんでもいいから、あれこれ試しました。
“オルゴール、胎動の音、反町隆史のポイズン”など、「お願いだから、寝てくれ~~~~!!」と切実に思いました。



“オルゴール、胎動の音、ポイズン、ホワイトノイズ”など赤ちゃんに合うのはそれぞれ違うから、模索してみてね。
うちはなんだかんだ、ホワイトノイズを長く使い続けてるよ。
ねんトレそろそろ始めてもいいかもと思った瞬間
ある晩、ベッドに置いて背中トントンで寝かせてみようと試してみると10分ほどで寝てくれました。
その後、起きて来ても同じやり方を続け、またまた成功。
なんだ・・抱っこじゃなくても寝れるんだ。
当時、生後2か月頃だったのですがこんなに早く身につくとは思わず、感動。
ゆるねんトレの段階ごとに上げていく最初のファーストステップ
「抱っこや、添い乳でなくベッドでトントンで寝かせる」に成功したのです。
ちなみに、この時はトントンして寝やすいように少し体を斜めに傾けて
背中と腰の間ぐらいをひたすらトントンしました。
子どもが、ベッドで寝ることを覚えてくれたぞ~。
次のねんトレ段階にいこう!と思ったのも束の間。
この後悲劇が起きます。
ねんトレは夫婦(育児する人)でやり方を統一する必要がある
よし、じゃあ次のステップにうつろう。
意外とすんなり、身についてくれたしねんトレって案外難しくないかも?!
うちの子すごくない?いや、私がすごいのかな?
ねんトレ推奨されている月齢よりだいぶ小さいし、すごいんじゃないか・・・?
と得意になってたところ
ある日、いつものようにトントン&頭なでなでで寝かせようとしても寝ない。
せっかく、寝るようになってくれたのになぜ。
トントンでは寝ずに、抱っこ寝なら寝てくれました。
そこで、当時一緒に子どもの面倒も見ていた夫に聞いてみました。



ねぇねぇ、寝かせる時どうやって寝かせてる?



全部やってるよ。



全部って抱っこもしてる?



うん。
なんと・・・抱っこで寝かせてたそうです!
平日は私が子供を見ていたのですが、週末に夫が育児参加する時に抱っこで寝かせ
折角身についた習慣が一気に崩れたのです。
夫が一緒に育児をしてくれるのはいいことだけど、ねんトレしていたのでそこの部分は統一しなきゃいけなかったんですね。
私も試行錯誤しながら育児をしていたので、特に夫には言っていませんでした。
抱っこで寝かせるのか、ベッドでトントンで寝かせるのか。
お父さんと、お母さんでやり方が大きく違うと身につけさせたい習慣も身につけにくいな・・と悟った瞬間でした。
勿論、子どもはベッドに置いてトントンで寝てくれたのは過去の話。
また、覚えさせるのは一からスタートになりました。
私が実践したねんトレの方法紹介
ねんトレにはジーナ式、ファーバー式、ゆるいねんトレなど色々あります。
私は、ファーバー式と言われるものを行いました。クライアンドアウトと言って、部屋から出て行くやり方で子どもを泣かせるので、子どもを泣かせたくないという人には向いてないかもしれません。
そして、私はねんトレを上記のように一からやり直したことが合わせて2回ほどあります。
ねんトレは、習慣を変える時に多少崩れたり、再度リズムを整える必要があります。
続けて、ねんトレのやり方を紹介します。
ねんトレの下準備
〇寝る部屋を暗くする
赤ちゃんは光のほうを向く習性がある為、可能な限り部屋を暗くします。
うちは、ブラインドを下げて暗くして豆電球等は消しました。
夜に赤ちゃんが起きて、授乳する場合にリビングのドアを開けるのですが、こちらの光も間接照明にしています。
ちなみに推奨されされてるのは、遮光シートを貼ったりして光を完全に遮断することらしいですが
完全に真っ暗にして寝れないのも問題かな・・と思い、うちではブラインドが完全に閉まらないのでそのままにしています。
夜は真っ暗にはなりますが、昼間は多少光が入ります。
旅行に行った時や、他の家で寝る時に遮光シートを利用してまで真っ暗と言うのはなかなか難しいので、多少は光が入ったほうがいいのかな・・と個人的には思っています。
〇室温をちょうど良くする
赤ちゃんは暑すぎたり、寒すぎたりすると途中で起きたり、寝付きにくくなったりします。
温度計を置いて、常に部屋を快適な温度に保つことを心掛けています。
春、20〜22度 / 夏、25〜27度 / 秋、20〜22度 / 冬、18〜20度
ここに書いたのは目安温度で、よくわからないと言う場合は実際に足先が冷たいというよりも、
背中などに手をあてて汗をかいてるかチェックするとわかりやすいです。
↓日本からドレテックの温湿度計を買って持ってきました!使い勝手良いです。
〇スワドルアップ(おくるみ)
生後まだ間もない赤ちゃんはモロー反射で起きてしまうので、しっかり包んであげると安心して長く寝ることができます。
私は最初スワドルアップの見た目が赤ちゃんを縛り付けてように見えて、かわいそうで使えませんでしたが、使い続けると赤ちゃんもお母さんの胎内にいた時のように安心するのかよく寝てくれるようになりました。
昼夜の区別をつける為、昼間は使わず夜から使っていました。かなりおススメです!!
月齢が低いうちは、まだ昼夜のリズムがついていないのでスワドルアップを使うことで
昼だよ、夜だよというのをわかってもらえるようにしました。




〇ホワイトノイズ
赤ちゃんは無音だと落ち着かなかったり、生活音で起きたりしてしまいます。
それを予防する為に予め気にならないぐらいの音をかけておきました。
赤ちゃんによって、どれが落ち着くかはそれぞれ違うけれど色々試した結果、「ホワイトノイズ」がかなり使いやすいです。
換気扇の音に似たような音で、そこまで邪魔になりません。
また、耳にいいかどうかも心配なのでいつもギリギリの音の大きさを保ってました。
2mぐらい離して、大きすぎない音がいいです。
基本は眠りについてから、目覚めるまでのつけっぱなしが推奨されているけど、うちはやはり耳への影響がが気になるので、最近はオフタイマーで30分ぐらいで使っていて、ブラインドを閉めてホワイトノイズが聞こえたら寝る時間だよ~と認識させています。
ホワイトノイズはスマホのアプリで検索すると色々出てくるので、どのアプリがいいかダウンロードして試してみて下さい。
できれば広告の映像が流れないものが使いやすいです。
まずこのやり方をして、大体1週間ぐらいで手ごたえを感じ、2週間でほぼ定着。
その後1か月で、かなりリズムがついてきました。
なので、最初は大変だなと思うかもしれませんが、やると決めたら覚悟を決めてまずは2週間試してみて下さい。
私も最初の頃は泣かれ過ぎて3日目、4日目ぐらいで心が折れそうになりましたが、今まで流した涙と時間が無駄になると思い最後まで貫きました。
近所迷惑になる?
いやいや、むしろ静かになります。ねんトレが成功したら、一人で寝れるようになります。
ねんトレが身に着いた後も、寝ぐずりゼロ・・というわけではないですが
赤ちゃんがちゃんと自分で寝るんだということを理解しているので、寝かせやすいです。
ねんトレのやり方
この時に注意することは、赤ちゃんが泣いても抱っこしないで、ひたすらトントンします。
一番最初にこれを、1回~2回ほど実践しました。
最初は30分ほどは試してみました。
隣で赤ちゃんが泣いてるのに、抱っこしないでずっとトントン・・・
かわいそうで、ちょっと辛くて私も泣きました。
ゆるくねんトレなので、この場合はまだ部屋から出たりせずにずっと隣にいます。
これを実践することで、赤ちゃんに泣いても抱っこしないよ、寝るんだよというのをわかって貰います。
STEP1を1,2回ほどしてみてからSTEP2を試しました。
この方法は『Cry it out』という方式でファーバー式で有名なやり方です。
一定の時間、赤ちゃんのいる寝室とリビングを出たり入ったりします。
具体的な時間は以下の通り。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
1日目 | 3分 | 5分 | 8分 |
2日目 | 5分 | 8分 | 10分 |
3日目 | 8分 | 10分 | 12分 |
4日目 | 10分 | 12分 | 15分 |
5日目 | 12分 | 15分 | 18分 |
6日目 | 15分 | 18分 | 20分 |
*すぐには部屋に入らず、上の表の時間に従って、待機した後に入室!待機時間は少しずつ伸ばしていきます。
*部屋に入っても「声かけ」のみして1~2分ほどで退室しこれを繰り返します。
ふえふえ泣いてる時や、泣いてない時は様子見して、激しい泣きの時だけ入退室します。
もしも、激しく泣いていて落ち着かない場合は1回だけ抱っこすると決めて、抱っこして落ち着かせたりしていました。絶対抱っこしない!と決めるとお母さんも辛くなってしまいますからね・・
この入退室を繰り返して、待機時間内に声をかけて「ねんねだよ~」と言ってトントンしたり、頭をなでたりして寝ることをわかって貰います。最初は泣いてる時間が長いけど(約50分ほど・・)
繰り返すことで、その時間が1日に10分ずつ短くなっていきます。
最終的に泣く時間が10分ぐらいになったら、もうねんトレ成功したようなものです。
ねんトレのポイント
泣いてもすぐ行かない
泣き声を聞きわける
(赤ちゃんの泣き声にも色々な種類があります。
最初はよくわからなくても、大丈夫!意識していればそのうちだんだんとわかるようになっていきます。)
私も最初は赤ちゃんの泣き声なんて聞き分けられるのかわからなかったけど、意識して続けていくことでわかるようになりました。
今はなくてはならないおススメのねんねアイテム
スワドルアップに、ホワイトノイズ・・
色々使うものあるなぁ~って思いましたか?
上のものがなくても、大丈夫だけれど必ずあったほうがいいもの
それは、ベビーモニター!!
部屋を退室することで、赤ちゃんの様子が見れないと不安ですよね。
ベビーモニターがあれば、別室で赤ちゃんの様子を見ることが可能。
うちでは、ベビーモニターを生後6か月の今でも使い続けていて、もうなくてはならない神アイテムと言ってもいいでしょう。
モニターは色々なタイプがありますがスマホで見れると、外出している時でも寝室の様子が見れたりするので
ちょっとだけ外に出て、夫に子どもを見て貰う・・という時にも使いやすいです。
導入したい『ルーティン化』
ねんトレが終わったら、或いはねんトレを始めると同時に取り入れて貰いたいのが『ルーティン化』です。
赤ちゃんは、毎回次の行動が予想できると安心できるのでルーティン化を作ってあげることで、寝る気持ちを整えることができます。
特に夜寝かせる時にルーティン化をいれるのがおススメ。
うちではこんな感じにしています。
4時:沐浴
4時半:授乳
5時:寝かしつけ
6時:夢の中
と言った感じです。現在は、寝るまでに時間がかからないので5時に沐浴をスタートして
6時~6時半ぐらいには夢の中です。
はじめのうちは、習慣づけるのに時間がかかるので寝て欲しい時間より2時間早めにお風呂に入れていました。
なので、どんなに疲れていてもお風呂は必ず入れて、お風呂に入って授乳を済ませたら寝るんだなというのを覚えて貰いました。
ただ、疲れている時は入浴剤や石鹸を使わず
お湯だけで洗ったり簡単に済ませたりして手抜きをしています。
赤ちゃんがセルフねんねを身につけたらママは楽になる
実際にはねんトレをして、自分で寝れるようになっても寝かしつけは楽でないなと思う時もあります。
基本的には、自分で寝てくれますが機嫌が悪い時には横でトントンしたり、抱っこでぎゅーっとして安心させてあげたり柔軟に対応しています。
だけど、我が子は”ずっとついていなくても自分で寝れる”というのをわかっているので、不安定な時だけサポートしてあげて、基本的には一人で寝てくれるのでだいぶ楽な方だと言えます。
小さいうちから、一人で寝ることを教えて、それを続けていくことで自分で寝る技術はどんどん磨かれていくのでママも楽になっていきます。そして、ママも子供が眠いんだなと言うのもわかるようになっていきます。
早いうちから身に着けたほうが、ママも後々楽なので、ねんねを教える時に多少大変でも試してみることをお勧めします。
こちらの記事は私の経験を元に紹介している記事なので、専門家のサイトというわけではありません。
やってみたいという方は、あくまで参考にする程度でお願いします。
ねんね関係の記事は沢山あるので、「ねんトレ」でぐぐったら色々出てくるので他サイトも是非参考にしてみて下さい。
一人でも多くのママが赤ちゃんの寝かしつけで楽になったら嬉しいです。
ねんトレ必須アイテムまとめ
うちで使ったアイテムの一部ですが、もう一度貼り付けておきます~。
だんぜんでおしてるのは、ベビーモニター!
赤ちゃんは、部屋に出入りするとママが気になってそこから寝られなくなったりするので
一人で寝かせたり、寝室で赤ちゃんが寝ようとしてるか何しているか確認するには最適です。
おくるみ2種類。
うちは、本家のスワドルアップも使いましたし類似のスワドルアップも使いました。
とりあえず洗い替え用に最低2枚は必要。
3枚以上必要かどうかは、赤ちゃんによって合う合わないもあるので”まずは1枚から”買うのでもあり。
私も一番最初は一枚だけ購入しました。


【助産師さん推進!】 neclumi ねくるみ おくるみ スワドル 夜泣き 出産祝い モロー反射対策 寝かしつけ 新生児 退院 赤ちゃん ベビー ベビー用品 ベビーギフト ギフト コットン ネクルミ 秋冬 冬 かわいい 正規代理店 正規品 花柄 天使の羽


スワドルアップ ライト 【正規代理店】新生児から寝返りを始めるまで 春~秋用 24~27℃の室温向け 【正規品】 着るおくるみ ベビースワドル 赤ちゃん 寝かしつけ モロー反射 夜泣き対策 オーストラリアブランド 海外ベビー服 出産祝い
元々持っていたものですが、赤ちゃんが寝ている部屋には置いて暑い寒いを管理しましょう。
最近はリビングにも温度計を追加購入しました。
実際に目で温度がハッキリ見てわかるので、快適かどうかもわかりやすいです。
かなり長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
私の経験があなたのお役に立ちますように。