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私が今、学ばせてもらっている多文化センターでの授業は12月半ばから冬休みに入ります。
この冬休みが長いんです・・
冬休みに入ると2,3か月ほどは韓国語の授業がなくなってしまいます。
現時点では来年の何月何日から授業が再開するというスケジュールはまだなし。
ここは、焦らずに冬休みに入ったらそのうちお知らせが来ると思っています。
今は、週に2回韓国語の授業があるから何とか勉強の習慣を保てているものの、せっかくの勉強のリズムを保ちたい・・
そこで、韓国語の授業を探していてみつけたのが法務部管轄の社会統合プログラムです。
以前からこのプログラムのことを知っていたんですが、自分が受けたいと思うようになるのはもっと先になるだろうな~と思っていて、韓国在住歴が長くて韓国語が上手な人が受けるというイメージがありました。
でも実際にはレベルは0の基礎から1段階~5段階まであって、自分に合ったレベルで韓国語を勉強できます。(0~4が韓国語で、5からは韓国語の授業は一切なく、韓国社会の理解になります。)
自分に合ったレベルで勉強できることを知ってからは、いずれ受けるなら勉強したい気持ちがあるうちに受けておこうと申請することにしました。
このプログラムを受けるにあたり、テスト(事前評価)が必要なのですがトピックの成績表を持っているとテストしないで相当するレベルから勉強がスタートできます。
私はそろそろトピックの有効期限が切れそうだったので、連携をしておきました。
トピックの成績の有効期限は2年。
あなたの有効期限がいつまでか気になる場合は成績表の右上の部分に、日付が書いてあるので確認してみて下さい。
社会統合プログラムとは何か?
社会統合プログラム、韓国語では사회통합프로그램と言います。
別名KIIP。Korea Immigration & integration programの略だそうです。
韓国に滞在する外国人が韓国にうまく適応できるように韓国語の勉強、韓国社会について無料で学べるプログラムです。
この社会統合プログラムを受けておくと、今後ビザの申請をする時に優遇されます。
例えば、永住権をとりたい時や帰化申請をしたい時などです。
私が教わっているトピックの先生によると社会統合プログラムを受けて、テストに合格すると今後ビザを申請(永住権など)が通常より早くおりると聞きました。
私の場合、結婚移民ビザで2020年の夏に入ってきたばかり。
永住権については2年以上滞在してから申請ができるので私はまだまだ先です。
トピック授業の先生に
『永住権の申請が先になっても、今から勉強しておくのはいい。この授業内容は難しいから勉強が必要。一回で受からないこともある』
とアドバイスを頂いて先にトピックの有効期限が切れる前に連携を済ませておきました。
と言った理由です。ちなみに、永住権の申請に役立つに関しては早く授業受けすぎることについては個人的には問題ないと判断しました。
もし、早く受けすぎたとしても今は韓国語の勉強、韓国社会の理解のためになると思ってやりたかったからです。ビザに関しては今後ゆっくり考えて、その前に韓国語の勉強、韓国社会について理解を深めたいという理由です。
2020年の社会統合プログラムの授業はコロナの影響で、オンライン授業でしたが2021年はまだ未定。
基本は通いで勉強しますが、来年もコロナの状況が変わらないのならこのままオンライン続行の可能性が高そうです。
社会統合プログラムの申請方法
- 事前評価(レベル分けテスト)を受ける
- トピックの成績と連携して自分に合うレベルから始める
私はこの2パターンで悩みました。
(別に韓国語ができない方は0段階から、結婚移民者は事前評価なしで2段階から始められるそうです。各自問い合わせてみてください。)
悩んだ理由はトピックを受けたのが2年前で、自分の韓国語能力が試験を受けた当時より落ちていそう。だから、テストを受けて自分に合うレベルからはじめたほうがいいと思いました。
多文化センターのTOPIKの先生に相談したら、
『もうすぐトピックの有効期限が切れるなら先に連携しておいて、やってみて難しければ1段階下げればいい。社会統合プログラムのテストも難しい』とアドバイスを貰いすんなり納得。
今、韓国語を教えて貰っている先生は社会統合プログラムの授業もしているそうで、社会統合プログラムについても色々知っていて、申請までサポートしてもらいかなり助かりました。
トピックの成績を連携した流れ
最近、申請したばかりなのであくまで私の場合ですが連携方法を紹介します。
地域ごと、個人で状況も変わってくると思うので詳しいことは、わかりかねるので1345或いは出入国管理局までお問い合わせ下さい。
管轄の出入国管理局に問い合わせをする
私は出入国管理局の担当者ではなく、TOPIKの先生に紹介された担当者に連絡をしました。
先生によると、その地域ごとに社会統合プログラムの担当者がいるそうで、出入国管理局の方より詳しいのでこちらに問い合わせたほうがいいと紹介してもらいました。
基本的な申し込みは、住んでいる地域の出入国管理局に問い合わせて下さいと1345で案内を受けますので、まずは1345から電話するのをお勧めします。
私も、1345に電話をしたら管轄地域の出入国管理局の紹介されました。
社会統合プログラムのサイトで会員登録をする
社会統合プログラムのサイトで会員登録をします。
早期適応プログラムを受けた方は同じサイトなので、既に会員登録は済んでいるはずです。
申請書類の準備をする
- 社会統合プログラム 連携申請表
- 外国人登録証(スキャンしたもの)
- トピックの成績表(スキャンしたもの)
*スキャンしたものが望ましいが、スキャンしたかのように写真を撮って送るでも可と言われ、申請表だけはプリントアウト後、記入して写真撮ったものをEメールで担当者に送りました。
1の連携申請表はサイトからプリントアウトできます。
- 社会統合プログラムのサイトに入る(ログインする)
- サイトの右上の알림마당から민원서식に入る
- toplk연계평가 및 결혼이민사증 연계 신청서をクリックする
- 사회통합프로그램 연계 신청서をプリントアウトして記入し、スキャンして提出
通常はこの3つを出入国管理局にEメールで送ります。
私の場合は担当者の方に3点を揃えて送りました。
0段階の申請をする
ログイン後に、マイページに入り0段階の申請もしておいて下さいと言われました。
私の場合は、なぜか0段階の申請ができず・・担当者が出入国管理局の方に問い合わせしてくれたのですが、結婚移民前のビザが短期ビザのまま反映されていた部分があって申請できなかったようです。
そのあと、早急に対応してくれてついでに、担当者の方が0段階の申請まで済ませてくれました。
申請完了後マイページから確認する
連携が完了すると、サイト上で確認できます。
やり方はログインして、マイページから入ると自分の連携されているレベルに色がついて情報が表示されます。
スケジュール確認後に再度授業の申し込みが必要
連携が終わってもまた授業に申し込まなければいけません。
2020年はもう参加できる授業がないので、年明けてからになります。
社会統合プログラムも多文化センターの韓国語授業と同じように冬休みがあるんですね。
地域ごとによって、日程は違うんですが大体1月か2月頃にスケジュールが発表されるそうです。
私は、冬休みは怠け者にならないように何か活動を探そうと思います~。
今回は、私が実際に申し込んだやり方(トピックの連携の仕方)を紹介します。
社会統合プログラムを受けたくて、トピックの成績表を持ってる方は参考にしてみてください。